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第三章 別れを呼ぶ北の大地・15

 リサとミレイ、そして泉が部屋に入ってきた。こちらの基地の男達からようやく開放されたらしい。
「ちょっと、修治!それから健太郎君もあづさちゃんに言いつけてあげるんだからね!」
 泉の頭に角が見えたのは俺の気のせいだろうか、物凄い剣幕でこちらに突っかかってくる。

「まぁまぁ泉ちゃん落ち着いて。あんなおじさん達の言う事なんて気にしなくていいんだから。ほら、ミレイも何か言ってあげなさい」
 リサに促されてミレイは、
「じゃ、次はわたしがキスしてあげようか?」
 思いもよらぬ言葉に言葉を失う俺達。
「いや、そんなこと言ってどうするのよミレイ。まったく。……あら、電話?」
 
 リサは携帯電話を取り出す。
 こちらの世界でも俺達のいた世界と同じように携帯電話が広まっており、ほとんどの人が皆持っている。ただし、俺達の世界のものとは電波の種類が違うのでこちらでは使う事ができないのは前に聞いたとおりだ。
 
 リサはディスプレイに表示された相手の名前を見て、ペロッと舌を出して部屋から出て行った。
「どうしたんだろうねリサさん。何か慌ててたみたいだけど」
「あの感じは男からだなぁ。クッソーやっぱり彼氏はいるのかよ~。まぁ、あのべっぴんで男がいない方がおかしいか……」
 あづさという彼女がいるのに本気で悔しがっている謙太郎を見て俺達はいつものごとく呆れるのだった。



 部屋を出たリサは周囲に誰もいなことを確認して電話に出る。

「もしもし、どうしたのそっちから連絡してくるなんて珍しいじゃない?」

『ええ、ちょっと予定が変わりそうだから連絡しておかなきゃと思ったの』

「予定が変わるってどういうこと?」

『ミッション自体は予定通り決行よ。ただし私は司令部に入る事になってしまって前線には出れそうにないの。だからリサ、当日はあなたがあの人のサポートをしっかりしてあげて』

「随分と急な話ね。まさか気づかれたりしたんじゃ……」

『それはないはず。でも、こちらから逐一誘導する事はできそうにないから、今の段階の情報を全て話すわ。頭に入れておいて』


『……、以上がミッションの全てよ。繰り返すけど、当日私からあなたへ連絡を入れるのは物凄く難しいわ。隙は探すけれど、あまり期待はしないでちょうだい』

「いいえ、充分よ。後は私が何とかするから。状況が厳しそうなら無理をしちゃダメよ」

『ええ、ありがとう。でも私は当日の合流はできそうにないから、会えるのはしばらく先になりそうね、リサ』

「そうね、いっしょにドライブ行きたかったんだけどね」

『そんな落ち込まなくてもすぐに会えるわよ。その時を楽しみしているわ。それじゃ、またね』

「えぇ、お休み、リアナ……」

 少し寂しげな表情で電話を切ったリサはまだ後片付けの途中であろう仲間達が待つ部屋へと戻っていった。


続く
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一言

 あっという間に8月になりましたね。
 夏休みの予定がまだ決まっていないのが悲しいところ。
 実家に戻るつもりなのですが、その間の更新はどうしたものか……。

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おぐれしんじ

Author:おぐれしんじ
東京都で会社人をやっています。
趣味の小説ですが、ひとつよろしくお願いします。






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