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第二章 秘密の基地は良く知るあそこ・15

――ようやく4人揃った俺達。今日のところは滞在用の部屋を用意してもらえることになったのでそれに甘えることにした。今は忍とミレイから用意してもらった部屋のことや、ここの施設についての説明を受けている。
「それじゃ、大体説明はこんなもんだから。本当は個室を用意できればよかったんだけどゴメンよ。何かあったらこれで呼んでくれたらいいから。それじゃ、晩になったら迎えにくるよ」
「晩御飯、楽しみしててね」
 一通りの説明を終えた忍とミレイは俺達のいる部屋を後にした。

 壁に掛けられた少し古びた時計の針は、昼の3時になろうかというところだ。謙太郎以外は昼ご飯を食べていない事に気づいた俺達だが、空腹は感じていなかった。デビットから聞いた話、謙太郎との再会など色々なことがあって、そんな事を考える間もなかった。それにここ2日連続で車の中で一夜を過ごす羽目になったこともあり、ベッドに寝転べるのが何よりもありがたかった……。



――SBT1 司令長官室

 SBT1の3階の1番奥の部屋は司令長官室と呼ばれている。3階へは特別な許可を得たものしか入れないようになっている。
 司令長官室にはSBT1の責任者であり司令長官のデビットともう1人、白衣を身にまとった男がいた。
「それで今回の保護した転移者の様子はどうなんだい、デビット?」
 白衣の男は今回保護した転移者、即ち修治達のことをデビットに尋ねる。
「多少不安は抱えているようだが、皆落ち着いていてこちらがびっくりするくらいだよ。やはり1人ではなく仲間同士で転移してきたのが大きいのだろうね。これまでは複数の人間が一度に転移してきたことはなかった。私個人としては今回の転移は今までとは違うような気がするのだが、どう思う?」
 
 今度はデビットから問いかけられた白衣の男は数箇所に赤い印がついた地図を取り出し机に広げる。
「もう知っているだろうが、これが今回の転移反応が観測されたポイントだ。我々の探知可能エリアだけで4箇所。これまで転移反応が同時に複数の箇所に現れたことすらなかったわけだから、これは明らかに異常だ」
 赤い印1つずつに指を当てる。
「そしてそのうちの1箇所、ここからは同時に4人もの人間が転移してきたわけか……」
 鋭い眼光で地図を見ていたデビットが東海地方に付けられた印を指差す。
「我々のこれまでの研究で、転移反応が現れるおおよその位置と、その大きさの計測ができるようになった。そしてこれが過去4年分の転移反応の一覧を示したグラフだ」
 
 今度は何枚かのグラフが印刷された紙を取り出す。
 そしてさらにもう1枚をデビットのほうに向けて、
「これが今回の分だ。見ての通り、今までに規模の転移反応が観測されている。つまり、先ほどもいったように転移反応の数、大きさともに明らかに今までのものとは違うわけだ」
 グラフを見比べるデビット。
「なるほどね。で、君はこの違いをどう考えているんだい?」


続く
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一言

 あっという間に8月になりましたね。
 夏休みの予定がまだ決まっていないのが悲しいところ。
 実家に戻るつもりなのですが、その間の更新はどうしたものか……。

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おぐれしんじ

Author:おぐれしんじ
東京都で会社人をやっています。
趣味の小説ですが、ひとつよろしくお願いします。






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