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第二章 秘密の基地は良く知るあそこ・13

「ふ~ん、忍君って有名人だったんだね。それでこっちの世界へ来たn6が、もう3年も前なんだ」
 デビットが去ったミーティングルームに残された俺達は忍から彼自身ことや、こちらに来てからの事を聞いている。今のはそれを聞いた泉の感想だ。

 なんでも元々忍は元の世界ではそれなりに有名な少年レーサーで、3年前、とあるサーキットでの走行中に例の謎の光に包まれこっちの世界に来たらしい。だが俺達とは違い気づいたときには車はなく、彼自身はTSGに保護された状態だったそうだ。
 特に元の世界に身寄りがいるわけでもないので戻りたいと思っているわけではないが、こっちで生きていくに当たって刺激のある生き方がいいからという理由でTSGに参加しているそうだ。

「なるほどな、あの荒っぽい運転はサーキット仕込みってわけか」
 
俺が昨夜の運転の事を突っ込むと、
「レーサーは普段は安全運転なんだぜ。ああいうときは特別だって。みんなが寝ちゃった後も静かに運転しただろ?」
 あづさが頷いたのを見て得意げな表情を浮かべる忍。
「うん、忍は普段は安全運転だもんね」
 ミレイも明るく頷く。
「けっこうけっこう。で、俺の話の次は当然ミレイの番だよな?」
 意味深な笑みを浮かべて忍はミレイに視線を送る。

「わ、わたしのことはいいよぉ」
 忍の催促にいやいやをするミレイ。どうやら自分のことは話したくないようだ。
(そういえば、どうしてミレイはTSGに入ったんだ?まだ子供なのに……)
「話したくないことなら無理に話さなくてもいいのよ、ミレイちゃん」
 嫌がるミレイに言葉をかける泉。
「ったく。ま、面白おかしい話でもないからな」
 忍はミレイに話をさせるのを諦めたみたいだ。
(確かに、話したくないことくらい誰にでもあるものか……。忍は知っているみたいだけど、少し気になるかな)

 すると、ミレイの方を見ていた忍がこちらを見て、
「で、これからどうするのさ?さっきボスも言っていたけど、TSGに入るっていうんなら歓迎するぜ。なぁ、ミレイ?」
「うん」
 途端に元気な返事を返すミレイ。

 とそのとき再びドアが開く。
「ん、もう戻ってきたんですかボス?」
 忍がドアの方を振り返る。
「あ、リサ姐だ!」
 入り口に立つ長身の女性を見てミレイが飛び上がる。
「遅れてゴメンね、ミレイ。忍君も元気そうで何よりだわ。でも、今再開を喜ぶのは私達じゃなくて彼らよ」
 彼女に続いて姿を現す男。
「よ、遅れちまって悪かったな」
 軽く左手を上げながら部屋に入ってきた男の姿を見て俺と泉はとっさに立ち上がった。


続く
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一言

 あっという間に8月になりましたね。
 夏休みの予定がまだ決まっていないのが悲しいところ。
 実家に戻るつもりなのですが、その間の更新はどうしたものか……。

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Author:おぐれしんじ
東京都で会社人をやっています。
趣味の小説ですが、ひとつよろしくお願いします。






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