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第二章 秘密の基地は良く知るあそこ・7

 忍は山肌にぽっかりと口を空けた穴へと車を進める。車体がすっぽりと納まったのを確認してミレイが戻ってきた。
「ゲートの閉鎖もOKだよ、忍」
 振り返ると先ほど開いた穴、いや入り口がゆっくりと閉じ始めている。閉じきるかいなかの時に明かりが灯り前方に道が伸びているのが見える。舗装されている道が続いているところを見ると、天然の洞窟というわけでは無いようだ。

「ねぇ、この通路どこまで続くの?」
 通路を走り出してから5分ほど立ったあたりで泉が口を開いた。
「もうちょっとだよ。スピード出せたらあっという間なんだけどな」
 車1台がようやく通れるほどの大きさの通路を進む一行。

(トンネルを抜けたら別世界、なんてのはもうゴメンだけどな……)
「ん、何か言った、修治?」
「いいや、何でもない」

「さ、着いたぜ」
 車は狭い通路を抜けて開けた場所にたどり着いた。周囲に目をやると、何台かの車が停まっている。どうやらここは駐車場のようだ。
「キャロット3よりSBT1へ。ただいま到着しました。指示をお願いします」
 例によってミレイが通信を始める。
(さっきの通路といい、明らかに人口的に作られた空間のようだけど、そもそもここは一体なんなんだ……)

「了解、それじゃ皆さんをミーティングルーム1に案内します。はい、じゃあ通信終わり」
 ミレイの通信が終わり、俺達は車を降りた。

「さてと……、俺はちょっと休んでくるわ。さすがに運転しっぱなしで疲れたし。後よろしくな、ミレイ。休憩したらミーティングルームには顔出すからさ」
 そう言って忍は俺達に背を向ける。
「あ、あの、色々とありがとう」
 あづさの感謝の言葉に軽く右手を上げてそのまま忍は奥に見える入り口へ向けて歩を進めていった。

「それじゃ、わたしたちは向こうだから、着いて来て」
 俺達はミレイの後について先ほど忍が向かったのとは別の建物の中に入った。
 入り口をくぐり20メートル程歩いたところにはエレベーター。上へ向かうボタンを押しミレイが振り返る。
「みんなにはこれから、わたしたちのボスに会ってもらうよ。そこで色々と説明があるから。聞きたい事、考えといてね。さぁ、乗って」
 タイミングよくやってきたエレベーターに乗る俺達。現在俺達がいるのは地下3階のようだ。そしてエレベーターの中には地上2階、地下3階の5階分のボタンが並んでいる。
 ドアが閉まりミレイが1階のボタンを押すとエレベーターは静かに動き出す……。

「それじゃ、ここでしばらく待っててね。あ、冷蔵庫の中のもの自由に飲んでいいから」
 ミーティングルーム1と書かれた部屋に俺達を案内したミレイはそう言い残すとどこかへと行ってしまった。
 通された部屋を見渡すと、壁の片面にはホワイトボードと大きなスクリーン。そしてそれを見るように等間隔に並べられた約20の椅子と机。そこは会議室というより教室のように見えた。

「私達、どうなちゃうのかな……」
 建物に入ってから一言も話していなかった俺達だが、部屋に案内さてで落ち着いたところで泉が不安の言葉を口にする。

続く
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一言

 あっという間に8月になりましたね。
 夏休みの予定がまだ決まっていないのが悲しいところ。
 実家に戻るつもりなのですが、その間の更新はどうしたものか……。

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おぐれしんじ

Author:おぐれしんじ
東京都で会社人をやっています。
趣味の小説ですが、ひとつよろしくお願いします。






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