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第四章 点と点をつないで・19

「……そうか。この子達がリサ君の言っていた楽しくやっていたという理由か……。彼女がパートナーに選んだという彼も含めて信頼には値するか……」 何やらブツブツと独り言を言う境にミレイは今にも爆発しそうだ。「そういきり立たないでもらえるかい。分かったよ真実を話そう。そうでもないと、そっちのお嬢さんは納得しないだろう?ただし条件がある」「条件?」「今から私が話すことを君達が信じるかどうかは自由だ。ただし絶対に誰...

第四章 点と点をつないで・18

 目の前の男が言っている言葉の意味がよく分からなかった。言葉の意味をそのまま受け取るならば、こちらの世界へ俺や泉がやってくることになった原因を作ったのが自分だと言っている事になる。 でまかせにしては突拍子が無さ過ぎるし、本当の事だとしたら尚更訳が分からない……。  明らかに困惑の表情を浮かべる俺達を見て境は続ける。「さすがにいきなり過ぎて何がなんだかわからないか……。とりあえず今のは1度忘れてもらうと...

第四章 点と点をつないで・17

「それよりもリアナ君、いつまでもここにいていいのかい?そろそろ戻らないとまた余計なことを勘ぐられるよ。今財団内での立場を失うわけにはいかないのだろう?」「そうですね、それじゃ私は戻ります。リサとその彼にくれぐれもよろしく言っておいてもらえますか」「あぁ、分かったよ。次の指示は近いうちに飛ぶと思う。繰り返すけれどさっきのサングラス君には気をつけることだね。彼は君に何かの疑いを持っているだろうから」「...

第四章 点と点をつないで・16

 リアナの背後に立つ男。スーツにネクタイの上から白衣を羽織り、縁無しののメガネ。その男を、人類初のタイムトラベルに挑戦し、こちらの世界へとやってきた物理学者、境重義だった。「昔からどうも組織の中で動くのは苦手でね。大学にいたころも学会やら何やらは苦手だったんだよ」 そう答えながら頭をかく境。「単独行動ばかりしていると、また帰ったら所長に怒られますよ」「そうだね、今後はできる限り気をつけるとするよ」...

第四章 点と点をつないで・15

「待ってよ、修治さん」 少し後ろから追いかけてくるミレイの声。俺達は山の中腹にそびえたつコントロールタワーと思われる建物へと向けて斜面を進んでいた。 元々体力には自信のない俺だったが、SBT1での任務や特訓で色々やっている間に自分でも信じられないくらい身体能力が向上していた。おかげで急斜面な山道でも割合すんなりと進めるようになっていた。人間やればなんとかなるものだ。「はぁはぁ……、もう先に先に行っちゃう...

Appendix

一言

 あっという間に8月になりましたね。
 夏休みの予定がまだ決まっていないのが悲しいところ。
 実家に戻るつもりなのですが、その間の更新はどうしたものか……。

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プロフィール

おぐれしんじ

Author:おぐれしんじ
東京都で会社人をやっています。
趣味の小説ですが、ひとつよろしくお願いします。






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