一身上の都合により、しばらくの間更新頻度が低下します。
あしからずご了承くださいませ。小説、「おとといの明後日はToday?」の世界へようこそ。
自分達の知らない歴史をたどった世界で、修治たちを待ち受けるものは何か?
※向き合う修治達と境。そのころファーブル財団本部では…… ・第四章その19をアップ!(8/9)
・プロローグ
〜人類初のタイムトラベルに挑む天才科学者。過去と異世界を繋ぐ冒険が今、始まる〜
01 02 ・第一章 日本の首都ってどこだっけ
〜京都への小旅行の途中に謎の光に包まれる修治達。目を覚ますとそこは〜
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 ・第二章 秘密の基地は良く知るあそこ
〜知らない世界へたどり着いた修治達。そこで新たな仲間が彼らを待つ〜
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19・第三章 別れを呼ぶ北の大地
〜修治達は異世界での生活を始めることに。そして、事件は北の大地で起きる〜
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28・第四章 点と点をつないで
〜散り散りになった修治達。それぞれに真相を追いかける彼らの前に浮かび上がる真実〜
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19
・登場人物紹介
01 02 03・用語紹介(準備中)
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- 2008-08-09
- InDEX
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「……そうか。この子達がリサ君の言っていた楽しくやっていたという理由か……。彼女がパートナーに選んだという彼も含めて信頼には値するか……」
何やらブツブツと独り言を言う境にミレイは今にも爆発しそうだ。
「そういきり立たないでもらえるかい。分かったよ真実を話そう。そうでもないと、そっちのお嬢さんは納得しないだろう?ただし条件がある」
「条件?」
「今から私が話すことを君達が信じるかどうかは自由だ。ただし絶対に誰にも話さない事、それだけは約束してもらいたい。いいかい?」
「分かりました約束します。いいなミレイ?」
ミレイも渋々頷いた。本当ならこの人の言う条件を飲む必要などはない。だが、今は少しでもこの男から情報を聞き出したほうがいい。それが真実か出鱈目かは分からないが。
「では、まずはファーブル財団とトラベラーズガーディアンについてから話そうか……」
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目の前の男が言っている言葉の意味がよく分からなかった。言葉の意味をそのまま受け取るならば、こちらの世界へ俺や泉がやってくることになった原因を作ったのが自分だと言っている事になる。 でまかせにしては突拍子が無さ過ぎるし、本当の事だとしたら尚更訳が分からない……。
明らかに困惑の表情を浮かべる俺達を見て境は続ける。
「さすがにいきなり過ぎて何がなんだかわからないか……。とりあえず今のは1度忘れてもらうとして、私が君達の敵じゃないという事も示さないとね」
「忘れろって……」
そんな意味深な事を言われて、次には忘れろ。ますますこの男の事がよく分からなくなる。
「君達の所属するトラベラーズガーディアンにリサ・スティーブンスという女性がいるのを知っているかい?20台半ばのとても綺麗な子なんだが、彼女も私の仲間なんだ。君達の仲間の仲間という事は、敵ではないだろう?」
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「それよりもリアナ君、いつまでもここにいていいのかい?そろそろ戻らないとまた余計なことを勘ぐられるよ。今財団内での立場を失うわけにはいかないのだろう?」
「そうですね、それじゃ私は戻ります。リサとその彼にくれぐれもよろしく言っておいてもらえますか」
「あぁ、分かったよ。次の指示は近いうちに飛ぶと思う。繰り返すけれどさっきのサングラス君には気をつけることだね。彼は君に何かの疑いを持っているだろうから」
「はい、境先生も色々と気をつけて」
走り去るリアナの背中を見送る境。
「彼女達にここまで頼らないといけないのが我々の力の無さというわけか。果たして今のままで、いたちごっこをどこまで続けられるか……」
そう呟きながら近くの茂みの方に体を向ける境。
「さて、さっきからそこでコソコソしているお2人さん。隠れていないで出てきたらどうだい?」
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リアナの背後に立つ男。スーツにネクタイの上から白衣を羽織り、縁無しののメガネ。その男を、人類初のタイムトラベルに挑戦し、こちらの世界へとやってきた物理学者、境重義だった。
「昔からどうも組織の中で動くのは苦手でね。大学にいたころも学会やら何やらは苦手だったんだよ」
そう答えながら頭をかく境。
「単独行動ばかりしていると、また帰ったら所長に怒られますよ」
「そうだね、今後はできる限り気をつけるとするよ」
「全然気をつけようと思ってないでしょ?」
「分かるかい?人の性格はそうそう直るものじゃないのさ」
おどけた顔を見せる境。その表情は研究室にいた当時と変わることはなかった。
「さて、無駄話は置いておいて真面目な話をしようか」
「そうですね。でもまさかここで境先生と話すことになるとは思いませんでしたよ」
「それはお互い様さ」
先ほどまでの和やかな雰囲気が、張り詰めたような空気に変わりお互いの表情が険しくなる。
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